今日は、シゲルカワイの選定に行ってきました。

グランドピアノは、一台一台個体差がかなりあり、同じメーカー、型番であったとしても、タッチや響きなど、個性がまったく違います。
好きなタイプの楽器に当たりますように🙏と、祈りながら向かいましたが、ラッキーなことに、2台とも本当に素晴らしい楽器で、それが故に、どちらを選ぶかかなり頭を悩ませる結果となりました。
一台は、とにかく華やかでブリリアントなサウンドの個体で、透明感と高音の輝きが抜群でした。音の粒だちも素晴らしく、蓋を開けても閉めても、輝きが失われないのも魅力でした。モーツァルトやドビュッシーはこちらの楽器が弾きやすかったです。
もう一台は、中低音の響きと広がりが秀逸で、ビロードのような、包み込まれるような美しい音色の個体でした。ffを思い切り表現しても、決して音が割れず、倍音が広がる奥深さが、素晴らしかったです。バッハ、シューマン、ベートーヴェンはこちらに軍配。
さてさて、2時間悩み抜いた末、どちらを選んだのか、、、
答えは、また搬入の際に発表したいと思います。

どちらにせよ、素晴らしい音色の楽器なので、生徒の皆さんも、是非楽しみにしていてくださいね🙌